北海道の山菜



北海道の春に採れる山菜です。
歯触り、旨さ、甘味とも、最高です!

別名アイヌネギとも呼ばれてる行者にんにく、本わさびより辛味がピリッとくる山わさび、「天麩羅の王様」と呼ばれるたらの芽をご紹介します。

上:行者にんにく
下左:山わさび
下右:たらの芽

行者にんにく

ギョウジャニンニクは、ユリ科ネギ属の多年草で、タマネギ、ニンニク、ニラ、長ネギ、ラッキョウなどの仲間で、にんにくに近いにおいがするため、この名前がつけられたそうです。
雪解けとともに顔を出す山菜の中で、「医者いらず」とも言われ、強壮作用があり、また味の旨さで、「山菜の王様」とも呼ばれています。
道内では、木の芽時の四月から五月、野山に出かけると、ギョウジャニンニクの群落に出会います。
多年植物で、落葉広葉樹の多い林に自生するが、種子から育って収穫できる大きさになるまで、六年以上かかるといわれていて、収穫してから元の大きさに回復するまでにも、数年かかるそうです。
長ネギ、タマネギの仲間でありながら、とても生長の遅い植物なのです。

ジンギスカンといっしょに焼くと、お肉もいっそう風味が増しますね(^^)
刻んで生醤油に1晩漬け込んで、炒め物などの香り付けによし、おひたしや卵とじでよし、身体が心から温まるゲンキの元成分がいっぱい!

山わさび

山わさびは北海道特有のわさびです。通常わさびは沢などに生えますが、山わさびは土の中に埋まっています。通常のわさびより辛味が強く、独特の香りと辛味が、やりイカのお刺身などにぴったり。
すりおろした山わさびにお醤油をちょっとかけ、アツアツご飯にのせるのが、道産子の春の楽しみになってます。

たらの芽
「山菜の王様」と呼ばれるたらの芽は、ウコギ科の「たらの木」の芽です。春になると芽が出ますので、これを採って食べます。
4月から6月の上旬が食べごろです。芽が 5cmぐらいの時が香りがあっておいしいです。

芽の付け根にある茶色いハカマは取って調理します。てんぷらにして食べるのが最高です。



≪ レシピのトップにもどる