毛かに

毛かにボイル 毛かにボイル
ボイル毛がに (表−甲羅側)   ボイル毛がに (裏−腹側)

毛がには厳しく資源保護されておりメスは禁漁ですので、店頭に並ぶのはオスのみです。

活毛かに

活毛がに (表−甲羅側)

お店の水槽にいた、生きている毛がにです。

茹でる前はとげの色が黒っぽく、甲羅全体に透明感があります。 この薄紫がかったグレーの色が茹でると美味しそうな赤い色になります。

時節にも寄りますが、甲羅の中いっぱいに入っている味噌はふくよかなカニの香りと濃厚な旨さで食通をうならせる味です。

浜ゆで毛がに
毛がには名前の通り、全体が粗い短い毛に覆われていて、茹でたものはトゲの先が真っ赤になっています。 主にオホーツク海や、日高沿岸、根室などで水揚げされます。

一番美味しい召し上がり方は、殻をむいてそのまま、お好みで三杯酢やレモン、わさび醤油などを添えてお刺身のようにどうぞ。脚や抱き身 (脚の付け根・甲羅の中にある部分)の、こまやかな味わいをお楽しみください。

また、毛がにの一番の旨さは甲羅の中に詰まっている溶けるような風味豊かな「カニ味噌」。 カニの中では小ぶりなカニですが、身の味わいのこまやかさと、カニ味噌の旨さは格別です。
召し上がった後にカニ味噌をきれいにすくい取り、甲羅の小さな穴をご飯粒などでふさいで酒を注ぎ、甲羅ごとさっと温めて「甲羅酒」も是非お試しください。

浜ゆで毛がに、活毛がにとも殻のむき方は、 こちらをご参照ください。

活毛がに

活毛がには浜で揚がった毛ガニを、生きたままお客様のお手元にお届けするものです。

脚も甲羅も黒っぽい粗い毛に覆われており、生きているもの(加熱されていないものも)はトゲの先が黒く、甲羅全体の色も薄く透明感のある黒っぽい色合いです。

沸騰させた海水程度の塩加減の湯で、甲羅を下にして、湯がかぶるように落し蓋などをしてゆでて下さい。 ゆで時間は大きさにもよりますが、400g前後のもので15〜20分ほどを目安にして下さい。

ゆでたてアツアツの、特に味噌の美味しさは他に変えがたい美味しさですが、甲羅を開くときに熱い味噌が流れることもありますので、火傷に十分ご注意ください。

直ぐに召し上がらない場合は活のままですと一気に鮮度が落ちますので、必ず茹でて(加熱して)冷ましてから保存して下さい。
冷蔵では2日を目安に、冷凍では乾かないようにビニール袋などに入れて3週間以内を目安に、お早めにお召し上がりください。

一度解凍したものは、再冷凍なさらないで下さい。


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