フランス、イタリアなどヨーロッパの国々では、アスパラガスは珍重される野菜。
その中でも、特に、ホワイトアスパラガスは繊細な香りや甘み、ほろ苦さなどが大変、人気があります。初夏には、そんな旬のホワイトアスパラをお試しください。
シャキッとした食感とほのかな甘み、ほろ苦さがあります。
そのままでは多少苦みがありますので、下ごしらえが必要です。
1.頭の柔らかい部分より若干下の部分の薄皮をむきます
(ピーラーを使うと便利です。根元が硬い場合は少しカットします)
2.砂糖、塩少々を加えた熱湯で5分ほど茹でます。
(水の分量によりますが、小匙一杯程度)
3.マヨネーズやお好みのドレッシングで、また、オリーブ油で、バジルと一緒に炒めて甘さ、ほろ苦さ、香りの3拍子が美味なイタリアン。
また、ヨーロッパ風に、茹でたアスパラに「溶かしバター(オランデーソース)」をかけて食べても美味です。
※ホワイトもグリーンアスパラも、実はまったく同じもの。
ホワイトアスパラは、『遮光栽培』と言って、芽が地上に出かかったところで上から土をかぶせ、光を遮断して土の中で育てますが、穂先にちょっと光が当たっただけで赤くなってしまうので、そのための盛土を、畝いっぱいに作りますので、農家さんは細心の注意と、手間ひまと愛情が必要です。